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 木村正治

 木村正治(きむらまさじ)は、高松壽嗣の一番弟子であり、最初に高松壽嗣に
 道場を設置し、門人を集め、教えを請うた人物である。最古参の秋元文雄と共に
 戦前における高松門下の双璧であった。 木村は17歳の時、高松の門人となり、
 高木楊心流柔術・九鬼神流棒術・柔術・剣術、天真兵法九鬼神流、起倒流柔術
 などを学んだ。師である高松は、木村の入門に際し、禁酒・禁煙・禁喧嘩の三つを
 確約させ、木村は終生これを守った。(敬称略)
 木村は高松と同じ橿原神宮の近くに住んでいた関係で、ほとんど毎日稽古を
 つけてもらう事が出来た。入門から約20年経った36歳の時、木村は師高松より
 九鬼神流、天真兵法九鬼神流等の皆伝を許された。木村は終生修業一貫した
 が、種村匠刀以外に弟子は取らず、我が子にも教えなかった。木村は平成3年
 (1991)から同6年(1994)にかけて、高松伝の全てを種村に譲り、平成11年
 (1999)の秋、最後の唯授一人の最高口伝を授け、その使命を全うした。




 木村正治は、明治34年(1901)2月3日に生まれ、平成12年(2000)1月14日に死去した。行年100歳。
 法名は淨正院釈速成。武号は正勝。(敬称略)